
「あえりあ遠野」の広々した吹き抜けのロビー
先日、岩手県遠野市にあるホテル「あえりあ遠野」の5周年記念パーティーに出席してきました。「あえりあ遠野」は洗練されたシティホテルでありながら、“和”の素材を上手に取り入れており“民話のふるさと”遠野の町にみごとに調和しています。 ところで遠野といえば柳田國男の「遠野物語」が有名ですよね。古くから伝わる民話集で、河童、山姥、座敷童子など怪奇な物語です。(ちょっと怖い話が多いです)幼い頃、そういえば聞いたことがあると思い出す方も多いのではないでしょうか?


“蛍を見つけた!”ホテルの前を流れる川

ホテル近くにあった電話ボックス

遠野駅

“南部曲り屋”とにかく古くて広い家

“南部曲り家”茅葺屋根が懐かしい
今回は東北新幹線で盛岡まで行き、そこからレンタカーを利用しました。奥深い山々を眺めながら走ること1時間半で到着です。今回時間の関係でそんな方法を取りましたが、東北新幹線新花巻駅で釜石線に乗り換え遠野駅までのんびりとローカルな旅を味わうのもいいと思います。遠野の町は、自然に囲まれ、とにかく静かで閑静な町です。伝説の町にふさわしい山あいの素朴な匂いを肌で感じます。そしてなんと“あえりあ遠野”の前を流れる川で蛍を発見!!真っ暗ななか眼を凝らしてジーッと見ていると小さな光がいくつか水際で点滅していました。感激です。少し離れた早瀬川ではもっと多くの蛍に出会うことができるそうです。
遠野って自然の美しさが充分に残っている町なんですね。 駅の周りには“とおの昔話村”や“遠野市立博物館”があり、さらに市内から少し足をのばすと、花崗岩に五百体もの羅漢像が刻まれた“五百羅漢”や民話に登場する“カッパ淵”。そして19世紀初頭に建築されたという日本十大民家のひとつ“南部曲り家千葉家”(見学してきました。すごく古い建物です)などの観光スポットがあります。




客室の窓から緑が広がります

語り部ホール入口(小さい置物はカッパ)
市内唯一のシティホテルで市のランドマークといえる存在です。また「あえりあ遠野」は「逢える」と「エリア」を合体して名づけられたそうです。その名にふさわしく地元の方々や観光で訪れる人々に和みと安らぎを与えてくれるホテルでした。 オークカラーの木材を多く取り入れた和モダンな造りは、閑静な遠野の町にしっくりとマッチしています。センスの良いインテリアの客室もシックで落ち着きを感じさせてくれます。そして嬉しいのは、疲れを癒してくれる、清潔感あふれるお洒落な大浴場があることです。(サウナも広々です) 今回とても残念なのは、パーティーの時間と重なった為“語りべの昔話”が聞けなかったことです。あえりあ遠野では毎日夕方に、囲炉裏を囲みながら、語り部の昔話を楽しむことができるそうです。 山深い大自然に囲まれた町に語りつがれた民話に触れる。そしてお洒落なホテルでゆったりと過ごす。そんな懐かしさと和みに包まれ日本の“心”を思い出す“遠野の旅”はオススメです。

内装がお洒落なレストランのエントランス

レストラン「銀杏」

“和”の雰囲気漂うバーカウンター